ジョコビッチもミスをする
2016年01月25日
テニスの全豪オープン男子シングル4回戦でのジョコビッチは近年稀に見るほど苦戦していましたね。
今大会セットを落とすことなく勝ち上がってきていたジョコビッチですが、今回の対戦相手である世界ランキング15位のシモンには2セットも取られ、結果、6-3、6-7、6-4、4-6、6-3のフルセットの末にようやく勝利したという形。
ここまで苦しんでいるジョコビッチはいつ以来なのでしょうかね?
しかもアンフォーストエラーが100本にも達したということですから、これでよく負けなかったものです。
ちなみにアンフォーストエラーというのは、自分に原因のあるエラーポイントのことで、一般的には打ち返せるようなボールをミスしたり、チャンスボールをミスした時なんかにこのアンフォーストエラーとなります。
昨日の試合においては、ジョコビッチのドロップショットがことごとくアンフォーストエラーとなっていましたね。
しかし、こんなにもミスをしていながら勝ち切ることのできるジョコビッチは流石だと言わざるを得ませんね。
試合終了後に、「今日、最悪の試合が経験できたことに満足している」とコメントするあたり、余裕を伺わせます。
さて、次はベスト4をかけた準々決勝では、錦織圭選手との対戦となります。
流石に、ジョコビッチが2試合連続して酷い試合をするとは思えませんから、錦織選手も気合を入れて立ち向かって欲しいですね。