アンドロイドが8割だけど日本では?

寺島寿樹代表/株式会社メディアファクトリー

2013年08月08日 13:49

】米調査会社IDCが発表した4月から6月期のスマートフォンの世界出荷調査によれば、アンドロイドOSを搭載する機種のシェアが、ついに79.3%となり、全世界の約8割のスマホ市場を押さえているそうです。

2位は、アップルの「iOS」となっていて、このOSのシェアが13.2%ということなので、アンドロイドの圧勝、独走状態です!

また、端末別に見ると、韓国のサムソン、LG電子や中国のレノボグループ、ファーウェイなどの端末の出荷台数が、それぞれ1千万台を超えており、アジア勢が頑張っています。

まぁ、見方によれば、アジア圏でのスマホユーザが増えているのかなとも思えなくもないのですが・・・

ただし、この数字は、あくまでも出荷台数となっているので、AppleのiOSはここ2~3ヶ月のうちに新しいiPhoneを発表し、逆転しそうですけどね。

しかし、この出荷台数でのシェアって、意味があるのでしょうかね?
確かに、たくさんの台数を出すことは大切なのでしょうが、実際は売ってナンボですからね。

また各社新製品発売時期がバラバラなので、出荷台数での比較は無意味な気がするんですよね。

ドコモツートップの現実

日本での話になるのですが、唯一iPhone販売に着手していないドコモは、「ツートップ」なる戦略を立て、ソニーエリクソン、サムソンの端末を優遇し販売していましたが、実質、これはワントップじゃないのか?なんて言われています。

というのも、世界では強いサムソンの「GALAXY」シリーズですが、今回の「ツートップ戦略」では「Xperia」の半分程度しか売れていないそうです。


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