サードパーティCookie

寺島寿樹代表/株式会社メディアファクトリー

2024年02月27日 12:33

2024年末には主要なブラウザでサードパーティCookieが利用できなくなる予定となっていて、このサードパーティCookieが廃止されることで表示されなくなる広告は「ドメインを跨いで収集されたデータを用いた広告」であるリターゲティング広告です。

なので、広告自体はあいも変わらずに表示され続けることになり、一般的なユーザの変化はあまりないのですが、広告する側の効果測定に関しては、難しくなっていきます。

そもそもサードパーティーCookieというのは、利用者のブラウザ履歴を追跡し、閲覧したウェブサイト、オンライン購入したものなどのマーケティングに役立つ情報を集めることができるものであり、これをグーグルはプライバシー保護の観点から廃止する方針を発表していました。

とはいえ、Cookieを有効にしていないと、うまくWebサイトが表示されなかったり、買い物ができなかったりという不便が生じることもあり、インターネットバンキングの多くもCookieが有効になっていないと使用できないことから、今後これらの仕組みがどのように変わっていくのかも心配ではありますよね。

まぁ、便利なものはただ便利なだけでなく、デメリットもあり、利便と不便どちらを天稟にかけたほうがいいのでしょうかね?


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